2024/11/27 11:44 |
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2008/02/05 02:05 |
暇なんでアニメレビューでもやっちゃいますよ...『ベクシル -2077 日本鎖国-』 |
しょこたんこと中川翔子の新曲、「snow tears」の完成度が非常に高くて感動しておリマッスル!
な薫ですよよよっ(壊)^^v
中川翔子 snow tears
【CD+DVD】:SRCL-6698~SRCL-6699/シングル/2008.1.30/¥1,575(税込)
【CDのみ】:SRCL-6700/シングル/2008.1.30/¥1,223(税込)
1.snow tears
2.君にメロロン
3.Winter Wish
4.snow tears -Instrumental-
4thシングルは、アーティストとしての新たな一面!珠玉のウィンターバラード!!
2007年10月20日に行われた初の1stコンサート@渋谷C.C.Lemonホール(2,000人収容)が25秒でチケット即完売!ライブ自体も大成功を収め(※ライブDVDは元旦リリース)、前作の3rdシングル『空色デイズ』ではオリコンシングルチャート3位と大爆発。アーティストの階段を着実に上っている中川翔子。そんな彼女の4枚目のシングルは、なんと珠玉のウィンターバラードです!!今作は2008年1月~放送となる大型新アニメ「墓場鬼太郎」エンディングテーマに抜擢!!中川は幼少時に、歌手である父・故 中川勝彦より「墓場鬼太郎を全巻読まないと大人になれない」と言われた運命的な作品であり、彼女にとって大変感慨深い作品となっています。劇中では中川が、歌手である寝子(「ねこ」と読みます)の声優を行い、c/wに収録の『君にメロロン』を歌います。
【タイアップ】
◆①『snow tears』…フジテレビ新アニメ「墓場鬼太郎」エンディングテーマ(2008年1~3月、毎週木曜24:45~
◆②『君にメロロン』…「墓場鬼太郎」挿入歌
【初回仕様限定盤】
「墓場鬼太郎」ワイドラベルステッカー(type-B)付
ソース:公式サイト
...まぁでも強いて言うなら、しょこたん、まだまだだと思いますw
この曲の雰囲気にあの歌い方は少し力強すぎるんじゃないかなぁ?w
もっと切なく悲しげに歌った方がいいな...って私は思いますけど...
まぁ力強く歌うことによって、歌詞の雰囲気に「負けない!めげない!くじけない!」を感じ取ってほしいのならいいと思うんだけど。
んまぁ、でもバックの演奏は好きですw。是非聞いてちょ→ココ←
という訳で、
ベクシル見ちゃいましたw
見たのは何日か前だけど、ちょいと遅くなってレビューです。
去年の夏は確か、ヱヴャとべクシル両方を見る!見たいな事言ってたケド、結局叶わず。。
DVDの発売を機会に、見ることが出来た!というわけw
うーん、、、いろーんな意味で考えさせられる作品でしたよー
はいwレビューしましょかー(ネタバレ有りかも?!なんで注意してくださいね。)
★薫的映画評価 (忘れた・知らない方のために一応w
作品の評価するうえで重要な評価観点
①物語設定…登場人物や物語の時代設定、背景の完成度の高さ。
②ストーリー展開…物語の内容、展開の良さ、飽きさせない度。
③映像技術…迫力のある映像、巨大なスクリーンという効果が十分に現れているか。
④物語の要旨・・・作品を通じて訴えたい事の内容及びいかに伝わったか。
⑤その他の相乗効果…ある場合のみにポイント。
これらを、
(神…神の領域であること)
◎…素晴らしい
○…いいと想う
△…まぁー平凡かな?
×…いやダメだろ!
(…見た目の通り、糞)
で、採点し、総合を、★★★★★(☆五段階評価)で得点付ける。
(私的要素満載なので、全てを鵜呑みにしない方がいいかもねw
題名:ベクシル -2077 日本鎖国-
製作年度:2007年
製作国・地域:日本
上映時間:109分
スタッフ
監督:曽利文彦
音楽:ポール・オークンフォールド
脚本:半田はるか 曽利文彦
キャスト
黒木メイサ(ベクシル)
谷原章介(レオン・フェイデン)
松雪泰子(マリア)
解説: 『ピンポン』で長編デビューを果たし、『APPLESEED アップルシード』をプロデュースした曽利文彦によるSFアニメ超大作。ハイテク技術を極めた近未来を舞台に、国際社会から孤立し完全鎖国を行う日本の姿を描く。声優陣には『着信アリFinal』の黒木メイサ、『フラガール』の松雪泰子、映画やテレビドラマなどで人気の谷原章介が参加。VFXの第一人者、曽利監督ならではの質の高い映像と、センセーショナルな内容に注目。(シネマトゥデイ)
あらすじ: 21世紀初頭、世界市場を独占した日本のハイテク技術は危険視され、国際規制の対象となった。 これに猛反発した日本は国連を脱退し、鎖国を強行。それから10年間、ハイテクを駆使した完全なる鎖国により日本の実像は厚いベールに隠された。 2077年、日本に潜入した特殊部隊の女性兵士ベクシルは、異様な光景を目撃する。(シネマトゥデイ)
・薫的評価
各観点
①物語設定…△
②ストーリー展開…△
③映像技術…○
④物語の要旨・・・○
⑤その他の相乗効果…○
合計:★★★☆☆
まず、当時この映画の宣伝を何かの映画ん時に見たんですが、
「あ!あっぷるしーどぱくってるーw」
って叫びそうになりましたw(嘘)
まぁAPPLESEEDに影響されて作ったのは確かですし、似ている、といわれるのは承知、な作品ですね。ただ物語の内容は、APPLESEEDとは全く違います。それにしても、主人公が女兵士、オールCG、などなど、いくらなんでも参考にしすぎじゃないか?w。まぁ監督がAPPLESEEDのプロデューサーなんで、「パクリ」って言える訳ではないですが…
では、ココからは観点別にw
まず物語設定から...。
あらすじで紹介したように、鎖国政策をとっている日本に潜入する女兵士ベクシルの物語。ベクシルはSWORD(今で言うSWATみたいなものだと思うが)の隊員の1人...って言う設定が、まさにAPPLESEEDのESWATなんですけど?まさにデュナンだよねー。しかもアメリカだしw。それにSWORDの武装がまさに「ランドメイト」だし、どんだけー
えー、このベクシル。なかなかカッコイイ場面が満載なキャラ(...勿論主人公だからなんだけどねw)ですが、
はい、声優がそれを全て台無しにしていますorz、、、というか、黒木メイサって声優じゃネーな。
まぁ別に声優じゃない人を起用してもいいんだけどさぁ、
棒読みすぎになるのは勘弁してもらいたいね。それにキャラクターと声があってないような気もする。完全にミスマッチング。惜しいよ全く。。。orz
えー話戻して、物語設定の事...というか世界観ですが、正直あんまり見えてこないってのが感想。
日本の国連脱退、鎖国政策っていうのが、まぁいつのときだかの国連脱退に似ていて多少リアリティがあります...けど、
壮大感にかけるんですよねぇ...なんか。
APPLESEEDの方がその点では勝っています。その世界観に引き込まれましたからね。たしかに客観的から見た壮大性っていうのはAPPLESEEDの方が設定上やむを得ないことです(非核大戦後の世界だしねw)が、攻殻の世界よりもどちらかというと遠未来、空想と現実の織り交ざった世界感は有り得ないような壮大性を生み出せるはずなのに、それがピンと感じない。。攻殻の方が凄いもん!やっぱり。脚本が悪いんでしょうかね?
それか世界観の描き方に問題があるのかも。
次に、ストーリー展開ですが...
飽きさせません!w。ちゃんと流れが出来ているし、次から次へと展開されていくので、絶対に飽きない。
が、
このストーリー展開の仕方、完全にハリウッド映画なんですよ。それがアニメだから変な意味で「臭い」ものになっているんです、ちょっと残念。
日本侵入時のSWORD本部とのやり取りがまさにそう..。司令官の「作戦は........................中止だ...。」のセリフのこの→「.......................」間。さっさと言ってくれ!って感じ。先読めんだよ!アメリカ映画で良くあるよねw、非常にダサい。
まぁコレを一例に、ハリウッド調(w)にストーリーが進行していきます。
…日本に潜入したベクシル。そこで見たものは、東京の変わり果てた姿、そして、そこに住む人々であるが...。果たして、その真相は!!?
↑
っていう感じで、
「一体日本に何が起きたんだ!!???」
っていう今映画最大の謎が、物語の中盤に解き明かされるのですが、
…明かされたにしては、やっぱりピーンと来ない。
というか、謎過ぎる。無理があるような気もするし。
SWORD本部にて、日本での生物反応をサーチした際に、
「反応がありません!」
↑って言ってたときは、「なんでやねん。」って思いましたが、
いざ、「私たちは機械化されたんだ...」って聞かされても、「あー」みたいな。
「え!?ちょwww、ヤバいorz」っていう、心臓に突き刺さるような衝撃は来ませんでしたね。私の場合は。
どうやら、日本の政権は「ダイワ」とかいう企業の独占状態みたいな感じになっており、(ダイワは設定としては、機械産業のシェアNo.1を誇る企業で、日本は鎖国しているが、海外に製品の輸出はしている。ベクシル達はその流通ルートの監視の穴を利用して日本に潜入するのだが)、
鎖国後、そのダイワが「伝染病」の予防摂取としてワクチンを義務付けるのだが、
その「伝染病」は嘘の情報で、ワクチンというのは「細胞を体内から機械化させるウイルス」で、そのウイルスに完全に侵されると、人間的感情を奪われ、まさにロボットのようになってしまうという、なんとも恐ろしい代物で、
ダイワは日本中を実験台にして、日本人全てにそれを打ち込んだ...、結果、日本民族は全て機械化、消滅したに等しい状況となった。しかもそのウイルスはまだ未完成のものらしいw。東京に住んでいる人っていうのは、まだ完全に機械化されてない人々の集まりで、機械化への死の哀しみを柔らげるためだかなんだが知らないがw、人々皆で歓喜溢れる町にしようとしている(町全体が戦後の闇市みたいな感じw)。
…どうですかね?w。この世界感。グッと来ましたか?w
私は全然来ないんですけど。衝撃が、全く。
そもそも何でワクチンに疑いの目を向けなかったのか...そんなに独裁状態だったんでしょうか?。というか国民...日本民族は馬鹿なんでしょうか?...って思えてしょうがない。設定があまりにも無理矢理すぎる気もします。
まぁでも今の日本人も、疑いの目をむけずに全て鵜呑みにしてしまう人がたくさんいるわけですし、起こりえない...とも言い切れませんね。
ちなみに、東京の周りってのは全部荒野みたいになってて、そこに蠢く「ジャグ」とよばれる「人間の機械化の失敗の成りの果て」である、デッカイ「ちくわ型」のワーム状のイキモノ(?...ではないけど、虫みたいに動いているから生命体みたいなものとも言えると思う)がウジャウジャいるのですがえ、これも実際に見れば分かると思うけど、物語の展開上作ったほうが都合がいいから...って感じの後付感MAXで、リアリティあんまない。何故ジャグが生まれんのさ?って感じw
んで、最終的にダイワにいる黒幕=悪役を倒す...ってのが最終目的みたいになってくる、、、んだけど、この流れも、結局アメリカなんだよね。
とりあえず「敵」っていうものを一つ作ってしまえば、それを倒す...っていう簡単な筋書きでストーリー展開し易いからねぇ。まぁよくやる手法といえばそうですね。ベタですね。
うーん、、別にそれが悪いって訳じゃないんですけど。期待していた分、この要素も非常に残念でした。違う結末をイメージしてましたし、そうしてほしかったっていう願望があったしなぁ...。w
その敵…ってのは勿論ダイワの研究者なのですが、ウイルスの開発者でもあります。
んで。コレがまた誇大妄想狂なんだわwworz。コイツヴァカなんじゃねーか?!って、いや、ただのヴァカですw。
で、実験材料が日本にはなくなったから、海外へ進出しようとか言ってんのw、いみわかんねぇw。「私は神となる」とか何とか言ってるけど、神になる前に人類滅亡しますよ?みたいなw。
…という感じで、突っ込みどころは満載ですw。
というか、別に脚本に矛盾がある…とか、そういうツッコミではなくて、まさしく内容の問題。
この世界観ならもっといい脚本かけた気がするけど...、って思ってしまうのは私だけですかね。
とりあえず「まだまだ」感があります...っていうのに失望しましたねー
ストーリーの話はともかく!、
映像は素晴らしかったですwww。
と言っても素晴らしいのは、アクション・戦闘シーンで、それは申し分ない!!wいい仕事しましたw。特にジャグとの戦闘シーンは見ものです!!w
が、
人が浮いてる...。やっぱりまだ「CG」って感じがする。
まぁAPPLESEEDからまだ大して時間がたっていないようでしたし、映像技術がAPPLESEEDと同じなのは仕方ないかな?w。ただ今回は「背景」と「キャラ」が浮く...みたいなことはありませんでしたw。そこは評価したいw
…でも、時期的に最近の「EX MACHINA」の方は断然映像が進化しているようですよーw。
物語の要旨...ですが、
うーん、難しいですね...この部分は考えさせられます。
「『人間らしさ』を大切に」みたいなことなのかなぁ...。
多分、色々な社会問題を取り入れているんだと思いますが、一概にコレ!っていうものがよく分かりませんでした。(私の教養が少ないからかもしれませんが...
もっかい見れば分かるような気もしますがw、人によって色んな意見が飛び出してきそう?w
相乗効果は、音楽w。ナイスでしたw。でも、作風がやっぱりAPPLESEEDだよねぇ...。でも、こういう音楽、私は好きですw
えー、長々と語りましたが、
私はこの映画を結構期待していた分、裏切られた感を強く感じでしまいww、
結果、結構意見の厳しいレビューとなってしまいましたwww。(半分ぐらいは愚痴ですがw
脚本には穴がいっぱいありますがw、日本の未来を題材にした...そんなアニメ作品でも、この手のものは今までなかったのではないでしょうか。その点では衝撃作ですね。
見終わった後、何か心に残るものは絶対あるはずなので、
日本人の一員として見ることをおススメします!!w
追伸
はぁ、疲れた。あ、もうこんな時間かよw
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