2024/11/27 07:18 |
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2008/08/26 01:48 |
ライオン/ノーザンクロス |
新OP「ライオン」新ED「ノーザンクロス」が8/20発売!
マクロスF(フロンティア)新オープニングテーマ『ライオン』、
新エンディングテーマ『ノーザンクロス』、珠玉の名曲がここに誕生!!
新オープニングテーマ『ライオン』は、シェリル・ノーム&ランカ・リー、
二人の歌姫による夢のデュエット曲!
「生き残りたい」というそれぞれの強い想いをストレートに歌う、
全銀河に響き渡るパワーチューン!
時を越え、現代を生きる私達のココロにも訴えかけてくるメッセージソング。
プロデュースはマクロスFの音楽を司る、ご存知“菅野よう子”。
『トライアングラー』に負けずとも劣らぬ、一度聴いたらやみつきになる楽曲だ。
新エンディングテーマ『ノーザンクロス』は、情熱的なシェリルの新たな一面が
垣間見れる楽曲!
相手を想うがゆえの、胸をしめつけられるようなせつなさが伝わる。
真っ直ぐに心の内を綴った歌詞、たたみかけるメロ、May'nの泣きの歌声、
全てが完全にマッチした、背筋がゾクゾクする至極のメロディーを堪能すべし!
■新OP「ライオン」May'n/中島愛(めぐみ)
c/w 新ED「ノーザンクロス」シェリル・ノーム starring May'n
<収録内容>
1.ライオン 作詞:Gabriela Robin 作曲・編曲:菅野よう子
2.ノーザンクロス 作詞:岩里祐穂/Gabriela Robin 作曲・編曲:菅野よう子
3.ライオン(without vocal)
4.ノーザンクロス(without vocal)
VTCL-35033 ¥1,155(tax in)
2008.8.20 IN STORES
ソース:マクロスFRONTIER公式サイト/http://www.macrossf.com/information/information.html
(公式HPの文字色も、ちょっくら再現してみましたw)
さてさて、
この二曲はやばいですわ…いやぁ、ホントに。
知ってのとおり、私は菅野よう子さんの崇拝者ですw。いや、単なる崇拝というよりか、しぬほど好きですね、菅野さんの楽曲は…(ただの宗教だなw)。
攻殻SACシリーズ・アクエリオンシリーズ、そして坂本真綾楽曲、CM曲etc…にことごとく心奪われてしまうのですが、
今回のマクロスシリーズの楽曲も、クオリティが本当に高い…。全く劣らず、といったところでしょうか。
インスト曲も申し分ないのですが、やはり、菅野よう子さん楽曲の聴きどころはボーカル入り楽曲だと思うので、ちょっくら語らせてください。^^v
「トライアングラー」
歌:坂本真綾/作詞:Gabriela Robin
初代オープニングですね。菅野よう子さんと坂本真綾さんのゴールデンコンビの復活、そして楽曲の衝撃度が非常に高かったですな。
この曲、メロディキャッチーだけど歌いにくいですね。高音への上がり方等など、かなりムズイです。そのメロディを真綾さんがあれだけ歌えこなせるのは、すごいですね…って、プロの歌手なんですけどねw。
この曲の最強な聞きどころは、サビでの転調ですね!2回目の小楽節(って言っていいのかな?)で、上にm2度(半音)転調させて一回目をなぞらせるあの斬新さ、、、誰が思いつくんでしょうか?はい、菅野さん以外あり得ないですねw
「ダイアモンド クレバス」
歌:シェリル・ノーム starring May'n/作詞:hal
最初はあまりパッとしない印象だったのですが、あとからジワジワとその良さがわかる曲ってやつですね。菅野さん楽曲ではよくあることですw
こういうゆったり曲は、インストの使い方の繊細さが顕著に表れますね。特にストリングスの持ってき方。こういうところもぜひ聞いてほしいポイントですかね。
サビでのさり気ない盛り上がりもツボです…!こういうさり気なさが音楽的効果や楽曲のクオリティを高めているんですよねぇ。勉強になります。
「射手座☆午後九時 Don't be late」
歌:シェリル・ノーム starring May'n/作詞:佐藤大、hal、マイクスギヤマ
↑題名をみて、「ちょw、どんなアニソンだよwww」と思ったのは私だけ…ですかね?w。んで、いざ聞いてみると、うへぇ普通の曲じゃないかw…しかも、イイ曲だよこれw
これもキャッチーなメロディが特徴ですよね。それと、あまりごちゃごちゃしていないバックのインストも聞きやすいし、かと言って音楽的な不十分さは個人的に殆ど見受けられない…いやぁ、ホント、さすがだと思うんですよね。いかに少ないインストで音楽をより効果的に聞かせるか…。色々試みようとするとインスト多様でごちゃついちゃったり、逆に抑えると不完全燃焼が起きちゃいますからね。。
この曲の間奏部分は聞かせますよねぇ~、エネルギーのさり気ない増大、緊張感…、すごいっすorz
「What 'bout my star?@Formo」
歌:ランカ・リー=中島愛/作詞:hal
On Stage ヴァージョンよりもこっちの方が味があっていいですよね。咲に聞いたのはこっちです。
最初のボーカル一本から、「ジャァーン!」と突然挿入されるギターコードにしびれました~ww。その挿入前のボーカルがリピートされる部分で、テンポ感が完全に持ってかれるんですよね。これは凄い…と思いつついざ検証してみると、ボーカル一本のところは三拍子と四拍子が混在しているんですね…強拍の変化が著しいのと、メロディのフレーズで一呼吸置いているのが、変拍子の原因ですかね。まぁギター挿入後は普通に四拍子ですけど。
サビがずっとWhat 'bout my star?しか言ってないところが逆にメロディの印象を強めていますね。2番からの遊び心ある音楽構成、コーラスの乗せ方も特徴かな?w
「インフィニティ」
歌:シェリル・ノーム starring May'n/作詞:岩里祐穂
この曲聞いてマクロスF楽曲の世界に入りましたね…。とにかくカッコイイですよね。強い世界観をもった楽曲です。こういった疾走感のあるロック(?)ナンバーに挿入されるストリングスっていうのは、楽曲の緊張感を高め、また逆に音楽が柔軟になりますね。
冒頭のメロディからイントロへの転調がこれまた斬新というか、なんというか、ここで聞き手の心をがちっとつかんで離しませんね!どうなんだろうなぁ…、長3度転調かなぁ?Ⅱm→Ⅴ→Ⅲ(転調でのⅠ<トニック>)って感じでしょうかね、聴いた感じ・・・たぶんですがw。菅野さんは店長がうますぎる…というか、さり気なくさせすぎず、転調を印象的に行うことによって音楽がすごい生きてくる。。。
この曲は細部のインストまで聞いてほしいですね。相当こだわっていると思いますよ。ボーカルで結構聞こえにくくなっている部分もありますが…w。Instrumental Version希望ですね。
「Welcome To My FanClub's Night! (Sheryl On Stage)」
歌:シェリル・ノーム starring May'n/作詞:hal
イントロのシンセがかっこよすぎる!!…って、実際メロディや動きやっているのはストリングスなんですねぇ~不思議な曲調ですねw。Bメロに移る前の音の乗せ方がちょっち攻殻っぽくて好きです。とまぁ、そういってもそこまでデジタルしまくっているわけでもなく、全体的にバランスがとれたインスト構成だと。
この曲は音楽展開が読めないですねぇ…、次々に移り変わってゆくメロディが印象的。そしてそのメロディも全部耳に残るよね。サビのもりあがりも素晴らしいですw。
「星間飛行」
歌:ランカ・リー=中島愛/作詞:松本隆
曲調はアイドル歌手を意識したポップス曲なんだろうけど…、なんだろうね、全然あーいう系特有のダサさを感じないんですよ。そう思いません?また違った意味で不思議な印象を受ける曲です。そしてそういうとこが、また、魅力的だったりするわけよこれがw
なんでかなぁって曲聞きまくってたところ、やはりインストの使い方が上手いのと音楽展開がドラマティックってのが理由なのかな?
Aメロの後半部分の雰囲気変わるところ...平行調に移ったのか、はたまた別の調に転調したのか、私の未熟な耳ではいまいちつかめませんがw、この非和声的な緊張感ある音楽進行が、特有のダサいメロディや音楽全体を引き締めているんですよね。そして、Bメロからコーラスはその対比として音楽の広がりや開放感を担っているわけですよー。いやぁ、この曲一つにもものすごい計算と感性の塊が凝縮してます!
1番後の初めのAメロを間奏にしちゃって、コーラスとバックのインストのみの構成にするのは正解ですねww。全体的に音楽が単調になりやすいメロディだとおもうので、そこでワンクッションいれたのは菅野さんさすがです…私じゃ思いつかないと思いますworz
最後の間奏だけトニックに解決せずに(Ⅲmなのかな?)マイナーの雰囲気をそのままにして、さりげなーく元の調に戻しているところも、げいのすべ、「芸術」を感じますよね。(サビで2度上に転調してる…ハズw)
さてさて、ながながと前置きを語ってしまいましたがw、
今回の2曲新曲ですが、まず「ライオン」から…。
あんまり私自身デュエットって好きじゃないんですよねぇ…なんでかって言うと、どうしても歌い方の「差」を気にしてしまいまして、「あー二人いるけど、こっちの方が上手いなぁ…」とか比べちゃうんですよ。
今回この二人がデュエットということで、どうなるのかまったく想像つかなかったし、まずデュエットって時点で「あー、どうなんだろう」って多少の失望もあったのですが、、、
むしろ逆でしたw。やってくれました!さすがは菅野さんプロデュースです。
May'nボーカルの方が歌い方に多少味があって、中島ボーカルが多少単調に聞こえそうにもなっちゃうんですけど、そこまで雰囲気を崩していないっていうのが正直な感想。ww
さてさて、肝心な音楽構成ですが、、。
まず、イントロの転調でやられますね。その後のストリングスの挿入の繊細なこと…萌。そして、シンセの下降形音階ののちにギターが登場。ここがいいんですよねぇ...このドラマティックな音楽展開。惚れますw
そしてメロディはキャッチー…申し分ないですねw
一番最後をオクターブで占めたのは、これまたワンクッションでナイスですw
続いて、c/wの「ノーザンクロス」ですが、
これは衝撃度やばすぎでしたwwww。初めて「創聖のアクエリオン」を聞いた時ぐらいのやばさですねw。たぶん、今までの菅野さん楽曲の中でもトップ10(ちょっと低い?w)には入るんじゃないかっていうクオリティのな高さではないでしょうか?
サビの前の「はぁああん、はぁあああん、はぁああぁあぁーん」←このじらしがサビへの緊張感を高め、一気に解放されたサビは、おお!超グッドメロディじゃないですか!!アクエリオン級ですよこれwww。んで、サビからのドラムの裏16部のひっかけによる開放感、フレーズ最後の緊張感、これが交互に織り成す心地よさが本当にたまらない。
この曲は、バス乗りながらiPodで初めて聞いたのですが、あまりの感動で泣きそうになりましたよ。もう、目が涙でうるうるしちゃって…。菅野さん、本当にありがとうございます。
ふう。
最後はテンションがおかしくなりましたがw、まぁ一通り語った語ったw。
菅野さん楽曲の魅力は、まだまだ語ろうと思えば語れると思うのですが、(実際ネタ切れだったりもするけどw)
最後に、
どの曲にも共通して言える魅力がありまして、、、w
それはズバリ…↓
ベースライン
ですねw。菅野さん楽曲のベースはどれもこれもやばいですねww。
ベースは曲の命とも言っても過言ではない重要なパートですからね。ベース一本の動かし方で音楽を、動的にも、単調にも、かっこよくしたり、または、ださくなったりw、、、と、印象もかなり変わってくると思います。
さて、特徴ですが、まず、高音部分を多様に使っている曲が目立ちますね。これがまた絶妙な緊張感をもたらしているんですよ。
それと、結構な割合で動き回ってますねww。遊び心満載な感じで引く方も大変なのではないでしょうか?…ってベース分かんないから何とも言えないけど。でも、引いてて楽しいことは間違いない気がしますw
今度曲を聴くときはぜひぜひ、ベースにも耳を傾けてみてくださいね。
さてーっと。ひっさしぶりに長文でしたねw。最後までお付き合いくださいってありがとうございます。
もし、この記事みて興味わいたら、「アニソンだから…ばってん×」とかいう先入観は、but them!捨てて、
ぜひ聞いてみてくださいね~
それではw
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