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好音調フレヰグランス。

好きな音調だけを奏でながら、音楽一筋で生きていきます。そんな学生の他愛も無い日々を綴ったウェブログです。
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2009/07/18
00:24
日々是勉強なり!~ You Can (Not) Advance


Image033.jpg









やっと届きました…。w






というわけで、昨日ついに「コンプリート DTMガイド・ブック」を手に入れることが出来ました~(パチパチ

そして本日始めの方だけ、拝見させていただきましたが、うん、本当に買って良かった。。お金に余裕ないけど今買っておいて本当に良かったと思う。

タイトル通り、これで「日々勉強」ですよ。(テストそっちのけで…w)





この本はですね、DTM(DAW)音楽制作の仕方どうこうよりも、

その前に立ちふさがる、PCのこと、機材のこと、そもそもDTMって?、どんなシステムなの?、必要なものって?…、などなど

音楽やっていてもDTMは初心者…とか言う僕みたいな人には超オススメなバイブル本ですw。初めての人には専門的すぎて、わかりませんもんね。(僕もそうです)



これを一通り読めば、DTMについて理解が深まるでしょうし、

かつ、PCを揃える際にこの知識が活用されます!いやぁ、なんか今から夏が楽しみになってきたなぁ☆




そう!そして今から「ヱヴァ破」のレビューをしようと思う。



あぁ、問題ない。










(ネタバレありなので、問題ありですww。できれば一度映画館で見た後に読むのをお勧めします)↓





さてさて、本日テスト終了後、

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 / EVANGERION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE」

二回目を見てきました!!



肝心な一回目はというと、7/7に行ってきた「超時空七夕ソニック」のあと、興奮が鳴りやまず同伴者の家に直行し泊まる、

その次の日、ヱヴァをこの流れで見よう!ってことになって、大学の授業に出た後すぐに映画館へ直行!という流れで見ました。

まぁあんときは寝不足で正直疲れてたからなぁ…。









さて、肝心な感想ですが、

本当に素晴らしかった!

それしか端的に言いようがない。それほど凄い作品でした。





「闇雲に絶賛とか、ただのヱヴァヲタだろ?」

ってことではなく、一本の映画として本当にうまく完結していると思う。

序の続き、ということでストーリー的にはやはり前作を見なければ理解できないことが多々あるし、その辺のことは、まぁ考慮しないとしても、

何にも知らなくても、むしろ「これだけ」みたって純粋に「面白かった」って思える気がしなくもない。でもまぁ、見ていることにこしたことはないけどもね~。(個人的にはヱヴァはみてしまっているので何とも言えないがw)






とにかく絶賛したいのは、織りなす映像の数々が印象深いし、無駄なカットって言うのがない。

そして戦闘シーンも迫力がある。使徒もデザイン・戦闘能力ともにアップしており、度肝を抜かれてしまうし、エヴァによる戦闘一つ一つに重みを感じる。TV版のときのようなザコ使徒がいない分、緊迫感がある。

第7使徒のビジュアルもなんか凄いし、2号機の空中での殲滅は今までなかった構図のものだったし、ここからも「今まで」を覆す姿勢を感じた。
第8使徒線では要塞都市を駆使した作戦が鳥肌ものだったし、エヴァが猛烈にダッシュするビジュアル、カメラアングル…どこあげても良いってぐらいキリがない。
そしで第9使徒での初号機の暴走…。
第10使徒ではエヴァの捕食(ゼルエル様はTV版では捕食「されて」いたけども、今回は捕食「する」側)、そしてサードインパクトの発生。。。。

序のラミエル様(第6使徒)が「カス」に見えてきてしまう…w。これほどパワーアップしていたとは思わなかった。

そして、カット割りに挿入される様々な複線、謎、物語の根幹であろうワードやアイテムが徐除に鎮座しはじめ、

また、ただのオカルトだけではなく、その間間にはコミカルな演出も加えられ、

総合的に見て、絶対に飽きることのないアニメを成立させている。

いや、お世辞無しに凄いと思える。







肝心なストーリー展開もものすごい。

はっきり言って、「わけが分からない」。一回目はそんな印象を受けた。

根幹となるストーリーの流れは理解できるが、上でも語った途中に挿入される謎にただただついて行くのが精一杯。

無駄なカット割がないから、常に神経をとがらせなきゃいけないし、

さらに新キャラ「マリ」のストーリーへの絡みがこれまた「謎」で、結局何者なのかが明らかにされないまま、

ゼルエル戦へと突入し、その先に待ち受ける超展開の数々。

そしてスタッフクレジット後のカヲル君の登場…。




これを一回だけですんなり理解できる人って、「ただのエヴァ好き」「変態キモヲタ」「理解できたよ♪…と自己暗示にかかってしまった可哀そうな人」ぐらいだと思う。

ゆえに二回目を見に行った…っていう理由もあったけど。




んで、一回目の感想はこんな感じだったけど、

二回目は展開は知っていた分、落ち付いてみることができた。

といっても、鳥肌はやっぱ立っちゃうんだよなぁ…特に最後のシーンとか。

普通、二回目の映画(しかも大してブランクのない時期に)って、先読めるから「時間の流れが速く感じられる」ってことが起きるのが一般的ですが、

ヱヴァ破を見たところ、その感覚に陥ることはほっとんど零といっていいほど(劇中の言葉を使うなら「99.9999%(シックスナイン)」)なかった…。それだけ内容の密度が濃いし、何回見て楽しめる…ぐらいの深みが、この映画にはあると思う。

上映時間が108分であるが、その短さを全く感じさせない。ダラダラ続けられちゃうのも気が引けるし、絶妙な時間の割り振りが映画そのものを引き締めているのだろう。






そして、キャラクターに関しても、今回の変容ぶりは十分共感が持てる。

というか、主要キャラクターが旧作では見られない「良い方向」へとシフトし始めているところが垣間見られ、旧作の知っている人なら「スッキリ」すると思うし、知らない人でも(つまり誰にでも)「共感」を得られるようになっている。

(TV版の総集編っぽくまとまっていた序ならまだあり得る話だったが、今回の破に限ってまだ「旧作の方がいい!」とかいう輩は、ステレオタイプし縛られているただの熱狂的ヲタだと思う。)



特にシンジ君にはもう感動で鳥肌が立った。あの旧作のうじうじップリには嫌気がさしていたが、

最後の「綾波を返せ!」の言葉のあとでの覚醒、使徒との融合後、レイを引き寄せようと「来い!」と叫んだときには、もう鳥肌どころではなかった…、二回目はガチで泣きそうになった。

そして、肝心な綾波レイも変化を起こす。全国のアヤナミストは喚起したはずだ!「ポカポカする」…こんなセリフ、旧作では考えられたであろうか…。そして、ゲンドウ→シンジ君に思いの比重がシフトし、食事会で二人をくっつけたいと思って、その日のために大量の味噌汁を作る練習をする。なんかものすごく微笑ましいし、人間性が増しているところも好意が持てた。

ゲンドウも案外、シンジ君とヨリを戻したかったりするんだろうなぁ…って思えたのは、冒頭でユイの墓参りをしているところからも読み取れるし、第8使徒殲滅後、回線をつないで「良くやったな、シンジ」と褒めていたのも、そういった感情があったからなのかもしれないし。しかしながら、NERVの計画を実行させるために、自分の息子に試練を課さなくてはいけないわけで、その点の二律背反な部分はどうなんだろうか…そもそもシンジ君自体どうでもよく思ってたりするのかね・・・その辺はいまだ謎(単なるユイLOVEかもしれないしw)

アスカは三号機と共に使徒として殲滅されてしまうが、とんがっていた様相が代わり、他人に関して徐々に「心を開いていく」という過程がミサトさんとの電話でやっと顕著に現れる。そして、これから素直になっていくんだろう、という兆しを見せながら、旧作ファンなら「三号機暴走→初号機によって殲滅」という流れを知っているが故の「どうしようもない」感覚がその後押し寄せてくる。旧作を知らない人にもとってアスカの死は衝撃的だったに違いない。



ミサトさんも、子どもたちに対して「理解」しようとする努力が見えたし、かける言葉一つ一つに重みを感じた。

特に初号機覚醒後、リツコが「やめなさい!シンジくん!このままでは、人でなくなってしまうわ!!」の言葉の後に、

「いきなさい!シンジくん!!

誰かのためなんかじゃない!あなた自身の願いのために!!」

(↑確かこうだったきがするけど…間違っていたらごめんなさいorz)

と、必死に叫ぶミサトさん。

サードインパクトが起こってしまうことを暗にも認識していながら、全ての運命をシンジ君に託してしまうのは、やはりパイロットとしてだけではなく一人の人間としてシンジ君を「信じている」からだし、自分の心情を彼に重ねているたからであっただろう。

それにしてもこのセリフ、今までのエヴァの作品の中で一番胸に響いたなぁ…。








そしてそして、音楽もぜひ注目してほしい!

破のサウンドトラックは全曲視聴したけども、今回のOSTは鷺巣さんの最高傑作なんじゃないか…って思うぐらいの良盤。

特に、(確か)二号機ビーストモード時から流れる、「The Final Dicision We All Must Take」は予告編の曲でもあったが、フルで聞くとより一層素晴らしい完成度を誇っている。音楽展開的には、大楽節二つのまとまりを二回やるだけなんだけど、その中で織りなすモチーフの数々、音楽展開の幅、パーカスの迫力…クラシックが嫌いな人でも聞けるんじゃないかなぁ…。

また、がっちがちのクラシックだけで構成されていないのも特徴だ。オケが基盤にはなっているけども、曲によってはエレキギターが挿入されたり、シンセを有効に活用、明るい主題の時のポップス、そして、音楽づくりも「生録」だけでなく「DAWを使った音乗せ」の良さをいい具合に活用させているところがまた、才能を感じさせる。

ぶっちゃけ、実際に映画を見ている際には音楽に気を回している余裕はほttttttっとんど無い。それほど動画と一体化しているってことなのだろうが、音楽単体で聞いてみても非常にクオリティが高いので、今回のOSTはぜひ手に入れたいところである。




今回の作品…「破」という名目を担う必要があるのだが、そのトリガーとなるのは先程語ったマリの存在である。

ぶっちゃけ「謎」な彼女は、他のキャラクターとは一線を画している。他のパイロットとは違うエヴァに乗る理由…「ただ乗りたくて乗っている」という楽観性は、心理的な痛手を負いながらエヴァに乗っている他の三人のパイロットとはかけ離れた存在だし、その他のセリフ回し、コミカルな動作、くしゃみ(w)、全てがやはり今までの「エヴァ」には到底合わないもの。

また、最後の第10使徒戦での戦闘を、アスカではなくマリが搭乗した2号機でトリを飾ったのも、旧作のアンチテーゼを示していると思うし、ここからも「破」な部分をうかがえると思う。

ぶっちゃけ謎が多いキャラだから、旧作を知っている人・知らない人に限らず、ストーリー上で良いエッセンスをかもしているし、割合出番が少ないけど、見る側にとっては印象は強く残るし、それなりに好意を持てるキャラでもあると思う。続編での活躍が楽しみである。






そんなこんなでレビューは以上かな?

今回は映画評価形式にしなかったけれども、まぁ色々と語れたからいいやw

完結的に言うと、色んなこと抜きにしても

「とにかく面白い!」。

ぜひ見てほしいと思う。序をみてからみることをお勧めしますが、映像だけ追っても(面白さ半減するけどw)まぁ楽しめると思うので、ぜひ劇場に足を運んでください。

ちなみに次回作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q (Quickening)」です。


当初は3部作(序・破・急+?)構成だったみただけど、今回は急から「Q」に変更でしかも「+」の部分が全くない。

しかも、パンフレットのインタビューには「第3部、第4部と続きますが・・・」的なことが書いてあったから、全4部作構成に変更したのかね?

まぁ長く楽しめるに越したことはないので、ぜひそうであってほしいかな?(あと一回の映画で完結じゃ、なんか味気ない感じがする)

さぁーて、次回も、楽しみ!楽しみぃぃいいい~~っ!!☆







追伸


ミサトさんのマネをしましたw。

さてさて、ひっさしぶりに長文書いたわ。そろそろねよーっと。

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